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XPathって何? 取得方法など分かりやすく解説 – WinActor

RPA

XPathとは

XPathとはざっくりいうと、Webページ上のボタンや入力欄を見つけるための「住所」のことです。RPAロボはこの住所を元に、処理対象の要素を見つけ出します。

Chrome(クローム)、Edge(エッジ)、Firefox(ファイアフォックス)といったウェブブラウザの操作をWinActorで自動化する際に必要となります。

RPAロボ
RPAロボ

XPthは「~~」だから、Webページのこのボタンをクリックすればいいんだな!

XPathをより深く知ろう

RPAネコ
RPAネコ

このトピックは読まなくても問題ありません。軽い気持ちでご覧ください。

XPathをより深く理解するにはHTMLについても知っておく必要があります。

HTMLはウェブページを作成するためのプログラミング言語です。ほぼ必ずと言っていい程、ウェブページはHTMLで出来ています。

ウェブページはHTMLコードで出来ている

例えば、↑の画像の左側のウェブページは、右側のHTMLコードで出来ています。矢印で結んだ部分は、画面上の要素と対応するHTMLコードです。

RPAロボはこのHTMLコードの中から処理対象を見つけ出して処理を行っています。つまりXPathとは、膨大なHTMLコードから処理対象を見つけるための住所なのです。

イメージ図:RPAロボが処理対象を見つける様子
RPAネコ
RPAネコ

HTMLの全文を理解する必要は全くありません。ウェブページはHTMLコードで出来ている、というイメージだけ掴んでください。

ぶっちゃけHTMLを理解しなくてもXPathを用いたシナリオ作りは出来ます。ですが、理解していた方が困ったときに便利です。

気になる方は、WinActorで役立つHTML知識をカンタンにまとめた記事も合わせてご覧ください。

XPathの取得方法

Chrome(クローム)でXPathを取得する方法

1.XPathを取得したい画面で「F12」または「Fn+F12」を押します。赤枠部分のようなデベロッパーツール画面が開けば成功です。

2.デベロッパーツール画面の左上のボタンをクリックします。

3.処理対象のボタンや入力フォームをクリックします。

4.対応するHTMLコードが選択状態になるので右クリックします。

5.Copy > Copy XPathを選択します。

6.クリップボードにXPathがコピーされるので、WinActorノード設定欄にCtrl+Vを押して貼り付けます。

Firefox(ファイアフォックス)でXPathを取得する方法

1.XPathを取得したい画面で「F12」または「Fn+F12」を押します。赤枠部分のようなデベロッパーツール画面が開けば成功です。

2.デベロッパーツール画面の左上のボタンをクリックします。

3.処理対象のボタンや入力フォームをクリックします。

4.対応するHTMLコードが選択状態になるので右クリックします。

5.コピー > XPath(X)を選択します。

6.クリップボードにXPathがコピーされるので、WinActorノード設定欄にCtrl+Vを押して貼り付けます。

Edge(エッジ)でXPathを取得する方法

調べた限り、EdgeにはXPathを取得する機能は無いようです。なので、自力でXPathを生成する必要があります。

XPathの生成方法については下記の記事を参考にしてください。

WinActorによるEdge操作はいくつか制限事項があるのでご注意ください。

WinActorによるEdge操作の制限事項
  • 複数画面起動することはできません。
  • 手動で起動したEdgeに対して、WinActorが操作をすることはできません。
  • 次のライブラリは利用できません。
    • ファイル選択
    • マルチリスト選択
    • マルチリスト選択解除
    • マルチリスト全選択解除
RPAネコ
RPAネコ

Edgeでの操作は制限事項が多いです。特に理由が無ければウェブブラウザはIE、Chrome、Firefoxを利用した方がいいですね!

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