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【WinActor】フレーム選択の使い方【Chrome, Firefox, Edge】

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テックねこです!

今回は、Chrome, Firefox, Edgeブラウザでのフレーム選択方法をご紹介します。

▼WinActorライブラリ使い方 一覧は、こちらでまとめています。

フレームって何?

ウェブページは、タイトル部分、メニュー画面、メイン画面といった感じでフレーム分けされている場合があります。

一見フレーム分けされているようなサイトでもフレーム分けされていない場合もあります。

フレーム選択する理由

「23_ブラウザ関連」ライブラリで操作を行う前には「フレーム選択」が必要となります。

フレーム分けされてないサイトでは「フレーム選択」は必要ありません。

対象サイトがフレーム分けされているか確認する方法

対象サイトがフレーム分けされているか確認するには、ウェブページを構成するHTMLコードを見る必要があります。対象画面で「F12」または「Fn+F12」を押すと、HTMLコードを見る事ができます。

さらに「Ctrl+F」を押して、「</frameset」で検索しヒットしたらフレーム分けされているサイトです。

フレーム選択ライブラリの使い方

1.ライブラリ>23_ブラウザ関連>フレーム選択.ums*を、シナリオにドラッグ&ドロップします。

2.「フレーム選択」ライブラリをダブルクリックしてプロパティを開き、設定を入力していきます。

設定項目 説明
ブラウザ名 「ブラウザ起動」ライブラリで設定しておいたブラウザ名を記入します。 そのため、この操作を実装する前に「ブラウザ起動」ライブラリでブラウザ名を指定しておく必要があります。
選択モード 親フレームを選択する場合は「parent」、子フレームを選択する場合は「child」を選択してください。
childの場合のXPath 親フレームを選択する場合は未記入で構いません。 子フレームを選択する場合は、子フレームのXPathを選択してください。XPathの取得方法は当記事後半「フレームのXPath取得方法」をご覧ください。

フレーム選択の注意点

下記のようなサイトで、左フレームで処理Aをしてから右フレームで処理Bを行う場合、注意が必要です。

左フレームを選択した後すぐに右フレームを選択することができないため、一度親フレーム選択をする必要があります。ですので、以下のような処理の流れで実装する必要があります。

シナリオ例
  1. 左フレームを選択
  2. 【処理A】コメント入力
  3. 親フレームを選択
  4. 右フレームを選択
  5. 【処理B】リンクをクリック

フレームのXPath取得方法

Chrome(クローム)でXPathを取得する方法

1.XPathを取得したい画面で「F12」または「Fn+F12」を押します。赤枠部分のようなデベロッパーツール画面が開けば成功です。

2.デベロッパーツール画面の左上のボタンをクリックします。

3.処理対象のボタンや入力フォームをクリックします。

4.「frame」をクリックします。

5.対応するHTMLコードが選択状態になるので右クリックし、Copy > Copy XPathを選択します。

6.クリップボードにXPathがコピーされるので、WinActor設定画面にCtrl+Vを押して貼り付けます。

失敗するときは

上手くできない場合には、以下の方法を試してみてください。

上手くいかない時の対処法
  • ブラウザのに合ったWebDriverを使う
    利用しているブラウザのバージョンに合ったWebDriverを使いましょう。詳しくは「02_WinActor_ブラウザ操作シナリオ作成マニュアル.pdf – 4.WebDriver の導入手順」をご覧ください。

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