満員電車でぶつかってくる人って困りますよね。絶対にそんなに勢いは必要ないはずなのにラグビー選手かの如くタックルしてきます。
悪いのはぶつかってくる人なので本人に行動を改善してもらうのが一番。ですが、注意してトラブルに発展するのも怖いですよね。今回は簡単にできる満員電車でぶつかってくる人への対処法をご紹介します。
ぶつかってくるのを予防するコツを中心にご紹介するので、通勤のストレスがぐっと減るかも。ぜひ参考にしてみてください。
満員電車でぶつかってくる人への対処法
近寄りがたい見た目になる
満員電車でぶつかられやすい人というのはいます。基本的にはぶつかっても文句を言わなそうな人です。日頃から人への親切を考えている良い人ほど、満員電車では弱い立場になってしまいます。
満員電車に乗る際は少し近寄りがたそうなオーラを出すのが自衛に繋がります。髪を染めたりヒールを履いて身長を伸ばすなど、目立つ見た目になるだけでもぶつかられにくい印象になります。
とはいえ会社や学校があると、明るい髪色が難しかったりピンヒールを履けない事もあります。そんな時は下記のような対応でも効果がありますよ。
- 派手な色のエクステ(取り外し可能)をつける
- 派手なイヤリングをつける
- サングラスをかける
実際に身に着けるのは上記のどれか一つでも構いません。職場や学校に着く前に取り外しも簡単にできるので手軽です。
カバンや持ち方を工夫する

カバンは大きめのものを前に抱えるようにして持つのがオススメ。一時的にぶつかってくる人との間にスペースを取ったり、盾のように使ってガードする事もできます。
リュックを前持ちするのも良いですが、トートバッグの方がサッと持ち替えもしやすく取り回ししやすいのでオススメです。
※バッグを電車内で邪魔になるような持ち方をするのは控えましょう。
近寄ってくる人には視線を向ける
満員電車で人がぞろぞろと乗ってきますよね。その時、さり気なく顔を見るようにしましょう。ガンを飛ばし過ぎるとトラブルに発展する事もありますし、おずおずと見る感じだと舐められてしまうので、無表情で何でもない事のように見るのがオススメです。
よく街中で下記のような防犯ポスターが貼られていることがありますよね。実は「人に見られている」というのは防犯効果があります。

わざわざ満員電車でぶつかってくる人は「どうせこの人混みじゃ誰も見てない」「どうせ文句なんて言われない」という心理で動いています。そのため普段しないような横暴なことも出来てしまいます。
自分は見られていて公共の場所にいるんだ、と気づくと悪いことはしにくくなります。
スマホの持ち方を工夫する

画像のようにスマホを持つと、満員電車でぶつかってくるような人は「もしかして撮られてる?」と思うようです。普通の人からするとスマホを触っているようにしか見えませんが、悪いことをしている認識がある人からすると不特定多数の目にさらされるリスクが思い浮かぶようです。
ただし実際に盗撮するのはNGですし、あからさまにスマホのカメラを向けると思わぬトラブルに繋がる危険性もあります。取り扱いには注意しましょう。
あきらかに不機嫌そうな人には近づかない

ぶつかってくる人とぶつかってこない人を見ていると、見た印象が違います。ぶつかってくる人ほど「自分は辛い」という悲壮感やストレスが伝わってくる顔をしています。満員電車はみんな辛いのですが、ぶつかってくる人は自分が一番辛いと思っているようです。
そういった人を見かけたらできるだけ距離を取りましょう。他の人も一緒に電車に乗り込んでくるタイミングなのでその流れに乗って、電車の中ほどなどに移るのがオススメです。ササっと動けるように靴はスニーカーやローファーなど動きやすいものが良いでしょう。
満員電車に乗るタイミング、ポジションを工夫する
満員電車に乗るポジションとしては電車の中ほどがオススメです。満員電車は入り口付近に人がかたまってしまう事が多く、入り口から遠い位置は意外と人が少ない傾向があります。電車の乗り降りの際も人の動きが少ないのでぶつかられにくいです。
そして満員電車に乗るタイミングは「一番最初」「一番最後」がオススメです。一番最初は電車の中ほどにポジションを取りやすく、一番最後は後続がいないのでぶつかられる心配がありません。
ただし一番最初でももたもたしてるとガンガン叩かれる事があるのでササっと動く必要がありますし、一番最後に乗ると人が多すぎて電車に乗れない事もあります。電車に乗るためのコツをつかむ必要があるので、他の人を観察してマスターしましょう。
満員電車でぶつかってくる人の心理

ストレスが溜まっている
満員電車に乗っている人はみんなストレスが溜まっています。中でもぶつかってくるような人はすごく悲しそうな顔かえばっているような顔をしています。
みんなストレスが溜まっている中少しずつ我慢しているのに気づかず、自分だけが辛い、他の人の痛みは分からない、といった子供のような思考で止まっている人が多いです。
正義感のつもり
満員電車でぶつかってくる人は「電車の乗り方を教えてやる」「邪魔になってるから罰してやる」といった正義感で動いています。言葉を使わず暴力で訴えているのはかなり歪んだ正義感ですが、本人としては正しいことをやっているつもりのようです。
自己防衛のつもり
人にぶつかるのはマナー違反ですが「自分がぶつからなければ他の人が押してくる」「自分のスペースを守るにはぶつかるしかない」と自己正当化して行為に及んでいる場合があります。
本人としては立派な自己防衛のつもりなので、他人に迷惑をかけている意識は薄く仕方がない事としてやっているようです。

満員電車でぶつかってくる人は目の前にいる大人しそうな人に手当たり次第にストレスを当たり散らします。近寄りがたいオーラを出したり物理的に距離を取るのが良いでしょう。
満員電車でぶつかられやすいタイミング

満員電車ではぶつかられやすいタイミングというものがあります。逆に言うとこのタイミングさえ注意しておけば、あとはボーっと乗っていても問題ないことが多いです。
満員電車でぶつかれやすいのは次のタイミングです。
- 満員電車に乗り降りするタイミング
一緒に乗り降りする人が後ろから押してくることが多いです - 満員電車に他の人が乗り込んでくるタイミング
新しく乗ってくる人が既に乗っている人にぶつかって押しのけて良いポジションを取ろうとします。 - ストレスが溜まっている人の近くに行ったタイミング
満員電車に乗っている間も嫌がらせやストレス発散のために、電車の揺れに合わせてぶつかってくる人がいます。こういった人は明らかに表情から負のオーラが出ているので近づかないようにしましょう。
上記3つのタイミングは特に注意して周りを観察し、スピーディーに移動しましょう。親切そうな人が多くて電車の中ほど当たりに移動できれば、それほどストレスをためずに済みます。
まとめ
満員電車でぶつかってくる人は周りのストレスを一気にあげます。注意して直してくれればいいですがトラブルに繋がることもあるのでお勧めしません。
基本的にはこういった人に近づかない・近寄らせない事が重要です。今回の記事でご紹介した対処法を状況に合わせて活用してみてください。
- 近寄りがたい見た目になる
- カバンや持ち方を工夫する
- 近寄ってくる人には視線を向ける
- スマホの持ち方を工夫する
- あきらかに不機嫌そうな人には近づかない
- 満員電車に乗るタイミング、ポジションを工夫する
快適な通勤時間を過ごせれば幸いです。