
RPAネコです!
サブルーチンとは
サブルーチンとは、特定のシナリオの処理をひとまとまりにまとめたものです。簡単に言うと小さいシナリオです。
この小さいシナリオは、メインシナリオからいつでも呼び出して実行することが出来ます。なので、処理を分別して整理したい時や同じ処理を何回もやる時に便利です。
なぜサブルーチンを使うのか
サブルーチンを使わなくてもシナリオは完成できます。ですが、サブルーチンを使うと処理が整理されてシナリオが見やすくなります。また、何度もやる処理をサブルーチン化すればノード数も減ってシナリオのファイルサイズ削減やメンテナンス性の向上にもつながります。
サブルーチン利用例
画像左のシナリオはサブルーチンを使ってスッキリしてるので見やすいです。右のシナリオは長くパッと見ただけでは全容がつかめません。右のシナリオを理解するには1ノードずつ見て解読する必要がありそうです。

▼WinActorライブラリ使い方 一覧は、こちらでまとめています。
サブルーチンの使い方
1.サブルーチングループをドラッグ&ドロップします。
2.サブルーチングループの中で、自由に処理をつくっていきます。
3.サブルーチングループをシナリオにドラッグ&ドロップします。
4.サブルーチン呼び出しをダブルクリックしてプロパティを開き、どのサブルーチンを呼び出すか設定します。
5.以上でサブルーチンの実装ができました。
サブルーチン関連ノードの紹介
もっとサブルーチンを使いこなすために、サブルーチン関連ノードをご紹介します。
サブルーチングループ
サブルーチングループでは、サブルーチンで実行する処理をつくれます。
サブルーチングループをダブルクリックしてプロパティを開くと、ローカル変数なども設定できます。(ローカル変数が無くてもサブルーチンの実装は可能です。)
サブルーチン呼び出し
サブルーチン呼び出しでは、任意のサブルーチンを呼び出して実行できます。
サブルーチン呼び出しをダブルクリックしてプロパティを開くと、どのサブルーチンを呼び出すかを設定できます。呼び出すサブルーチンに返り値や引数があればそれも設定できます。
サブルーチン終了
サブルーチン終了を使うと、サブルーチンの途中でもサブルーチンを終了することができます。
サブルーチン終了をダブルクリックしてプロパティを開くと、返り値なども設定できます。(返り値無しでもサブルーチン終了することは可能です。)
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