
テックねこです!
今回は、WinActorの辞書ライブラリの使い方を紹介します。
辞書とは
辞書とは、キーとデータを1セットに持つデータ形式です。例えば以下のようなものです。

▼WinActorライブラリ使い方 一覧は、こちらでまとめています。
辞書の使用例
辞書を使えば、果物とそれに対する価格表をデータとして持つ事ができます。

このような辞書があれば、キー(果物名)を渡すだけで価格を知る事ができます。価格表から果物名を検索する処理を手作りせずに済むのでラクチンです。
辞書の使い方
辞書にデータを入れる方法
今回は例として、果物価格表エクセルのデータを辞書に入れて行きます。

フローチャート:辞書にデータを入れる


RPAネコ
ライブラリ「辞書操作(初期化)」「辞書操作(情報更新)」を使うことで実装できます。この配列ライブラリの解説は記事後半をご覧ください。
辞書からデータを取得する方法
先ほどの例で作った辞書からデータを取り出すには、ライブラリ「辞書操作(情報取得)」を使ってください。

RPAネコ
ライブラリ「辞書操作(情報取得)」の解説は記事後半をご覧ください。
辞書関連ライブラリ紹介
辞書操作(初期化)
辞書を初期化(情報を全てクリア)します。

辞書操作(情報更新)
指定したキーのデータを更新します。
指定キーがすでに辞書に有るか無いかで処理結果が変わります。
辞書に指定キーが存在しない場合、辞書に新たにキーとデータが追加されます。
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辞書に指定キーがすでにある場合、指定キーと対になるデータが更新されます。
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辞書操作(情報取得)
指定したキーのデータを取得します。
辞書操作(ダンプ)
指定した辞書の情報をファイル出力します。
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